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2015年6月8日月曜日

北日本新聞が「天地人」で紹介くださいました




北日本新聞「天地人」2015年6月8日

富山の代表紙、北日本新聞が、「天地人」の欄で太閤山ビエンナーレを紹介くださいました。
2年に一度開催する展覧会という意味のビエンナーレ。でも、作家たちの手作りの展覧会だけに無事に二度目が開けたことは、とても大きな喜びです。初回を開催した時に「5回、10年は続けたい」と話したのは、そうやって継続していってこそ、発表の場をみずから作っていくという思いが、ベテランから若い世代へと受け継がれていき、富山の美術の状況をいいものにしていくことができると考えたからでした。
美術館ではない場所、屋外を含めたさまざまな会場で、多様な作家の個性あふれるユニークな作品を展示することは、ご覧になられる皆様からは想像がつかない困難も数多くあります。ですが、作家同士で協力し合って展覧会を実現していくことは、個々に制作している作家たちにとって間違いなく大きな経験となります。
太閤山ランドという場所は、美術ファンだけではないお客さまも大勢いらっしゃるところなので、ここで来場者の方々とコミュニケーションすることも大事な体験です。また、多くの皆さんに富山にもさまざまな作家がいて活発に活動していることや、今を生きるアートの面白さを知ってもらうことは、とても大事なことだと痛感しています。
出品作家はみな、さまざまな仕事をしながら制作していますが、交代で毎日、当番を決めて会場に誰かがいます。また、ギャラリーの入口には来場者向けのアンケートも置いてあり、ご覧になられた皆様の声を各作家に届けていきたいと考えています。
会場の都合により三期に分かれて展示することになっていますが、ぜひ何度も太閤山ランドを訪れていただき、それぞれの作家の意欲作を見ていただきたいと思っています。
どうかよろしくお願いいたします!

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